ワクチン vaccine
当院では以下の予防接種が可能です。
- 新型コロナウイルスワクチン
- 帯状疱疹ワクチン 『シングリックス』☆
- 子宮頸がんワクチン 『サーバリックス』☆『ガーダシル』☆『シルガード9』☆
- 麻疹風疹ワクチン(MRワクチン)☆
- 季節性インフルエンザワクチン
ワクチンは、すべて予約制となります。
新型コロナウイルスワクチンの木曜日接種のみ当院受付のみで予約となります。
☆印のワクチンは、ご予約いただきました患者さま個々にお取り寄せするワクチンとなります。接種日の変更は受けたまわれますが、キャンセルはできません。
季節性インフルエンザは、毎年概ね11時月頃より接種開始となります。接種開始・予約開始については、随時HP等でお知らせいたします。
HPVワクチン(2価、4価、9価)
HPVウイルス(ヒトパピローマウイルス)の中には子宮頸がんを起こしやすい種類があります。
HPVワクチンはこの内の一部の感染を防ぐことができ、子宮頸がん(前がん状態を含む)を予防します。
HPVワクチンには『シルガード(2価)』『ガーダシル(4価)』『シルガード9(9価)』があります。
当院ではすべてのワクチンが接種可能です。ワクチンの種類の違いについては予約時にお問い合わせください。
2023年4月より全てのHPVワクチンが公費助成対象となりました。
1.接種対象者について
当院では、御殿場市・小山町の予診票をお持ちの方のみ対象となります。
詳しくは、お住まいの自治体にお問い合わせください。
2.キャッチアップ接種について
接種の対象となる方
次の2つを満たす方が、あらためて接種の機会をご提供する対象となります。
- 平成9年度生まれ~平成18年度生まれ(誕生日が1997年4月2日~2007年4月1日)の女性(※1)
- 過去にHPVワクチンの接種を合計3回受けていない(※2)
※1 令和5年4月からは、平成18年度生まれ(誕生日が2006年4月2日~2007年4月1日)の方もキャッチアップ接種の対象になります。
また、平成19年度生まれ(誕生日が2007年4月2日~2008年4月1日)の方も通常の接種対象の年齢(小学校6年から高校1年相当)を超えても、令和7(2025)年3月末まで接種できます。
※2 過去に接種したワクチンの情報(ワクチンの種類や接種時期)については、母子健康手帳や予防接種済証等でご確認ください。
接種するワクチンの種類・スケジュール
各ワクチンは、3回接種です。詳細はスケジュール表を参照してください。
参考 厚生労働省HP:HPVワクチンの接種を逃した方へ~キャッチアップ接種のご案内~
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou/hpv_catch-up-vaccination.html
麻疹・風疹(MR)ワクチン
これから、妊娠を望まれる女性にも男性にもぜひ受けて頂きたいワクチンが麻疹風疹ワクチン(MRワクチン)です。
風疹の抗体価が下がった妊娠初期の妊婦さんが風疹に罹り、血液中にある風疹ウイルスが胎内の赤ちゃんにも感染して起こる病気が先天性風疹症候群です。 こうした感染症に罹らないためにも、ワクチンは有用です。
また、お母さんの体の中にできあがった免疫(抗体)は、妊娠の後期に胎盤を通して胎児に移行します。そのため、お母さんがしっかり抗体を持っていれば、出生直後の赤ちゃんもしっかり抗体を持って生まれてきます。出生後約6カ月程度は赤ちゃんも風疹に罹らずに予防できることになります。お腹の中の赤ちゃんに生まれる前からの免疫というプレゼントになります。
ワクチン接種後2カ月は、避妊期間となりますのでワクチン接種は、計画的に。
なお、風疹の抗体価については、女性も男性も当院で検査できます。また、抗体価検査については公費対象となる場合があります。お住いの自治体にお問い合わせください。
ワクチンは、1回接種し1か月後抗体価を調べます。
産後よりワクチン接種が可能です。(授乳中でも接種出来ます)
帯状疱疹ワクチン
子供のころに「水ぼうそう」を発症させるウイルスと同じウイルスが帯状疱疹の原因ウイルスです。
このウイルスに初めて感染すると「水ぼうそう」を発症します。その後、ウイルスは知覚神経節に長期間潜伏しますが、加齢に伴い免疫が低下し、再活性化することで、帯状疱疹を発症します。
帯状疱疹の発症率は50歳代から上昇します。
このように加齢に伴いかかりやすくなる帯状疱疹は予防のできる疾患です。子供のころに接種する水ぼうそうの生ワクチンを接種することも可能ですが、その発症予防効果は50%程度と言われ、シングリックスは50歳以上で97.2%、70歳以上で89.8%の予防効果があると報告され、非常に高い予防効果が期待されるワクチンです。
接種回数は、2回です。1回目から2か月後に2回目接種をします。
新型コロナウイルスワクチン
接種の日程やワクチンの種類に関しては接種券は市のホームページを参照してください。
御殿場市HP:新型コロナワクチン接種
https://www.city.gotemba.lg.jp/kenkou/category/c-6
また、当院は数多くの妊婦さんにご受診頂いております。妊娠中に感染すると、重症化するリスクが高く、中後期の感染では、早産(37週未満)のリスクが高くなるという報告もあります。妊娠を考えられている患者さまそのご家族さま、現在妊娠中の患者さまのワクチン接種を日本産婦人科学会と当院は推奨しております。
季節性インフルエンザ
季節性インフルエンザの予防接種について
共立産婦人科医院では、毎年11月頃より季節性インフルエンザのワクチン接種を行っております。
当院Web予約システムの『インフルエンザ』枠よりご予約下さい。
なお、新型コロナワクチン、プラセンタ注射、メルスモン(自費診療のみ)との同時接種も承っております。その際は、お電話でのご予約となります。また、その他自費診察・妊婦健診と合わせて接種の希望の場合は、各予約枠でご予約いただき当日受付窓口でご相談ください。
各市町村の高齢者インフルエンザワクチンも行っておりますので、上記予約方法にて予約をとり、各市町村より送付されております予診票をご持参ください(対象市町村:御殿場市・小山町・裾野市・長泉町・沼津市・清水町)。
季節性インフルエンザワクチン接種開始日は、現在11月より開始の予定(変更の可能性があります)です。料金は4,400円(税込)とし、詳細ついてはホームページおよびインスタグラムにて、近日中にお知らせいたします。
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